ライバー事務所とは？TikTok Agency（エージェンシー事務所）の所属ライバーになるメリットとデメリットは？

ライバー事務所とは？TikTok Agency（エージェンシー事務所）の所属ライバーになるメリットとデメリットは？

● ライバー事務所とは？

ライブ配信を行うライバー（ライブ配信者）の育成やサポート、企画等を行う事務所のことです。

ライバーはTikTok、Pococha、17LIVE等の様々な媒体を使って配信活動をしていきます。その中で様々な問題に向き合います。

例えばどのようにフォロワーや視聴者を増やしていくか？どのようにすれば収益を上げられるか？トラブルがあった時にどうやって対応するか？等の問題がたくさん出てきます。

それらの問題に対して最善なアドバイスを出し、サポートしていくのがライバー事務所の役割になります。

ライバー事務所にはTikTok等から認定されたTikTok公認ライバー事務所（正式エージェンシー）があれば、認定されていないライバー事務所も存在します。

認定された公式な事務所に所属する場合は公認（公式）ライバーと言われ、より豊富なサポート内容やより高い収益を獲得することが可能になります。

● TikTok Agency（エージェンシー事務所）の所属ライバーになるメリットとデメリット

メリット：

①収益のアップ→ライバー事務所によっては保証時給や特別ボーナスを提供しています。個人でライブ配信活動を進めていくよりも高い収入を得る可能性が大きくなります。特に新人ライバーは初期段階でギフト（投げ銭）を必ずしももらえるとは限らないため、保証時給のあるライバー事務所に入ることで、ある程度の収入が保証されます。

②マネージャーによるサポートを受けられる→ライバー事務所によっては新人ライバーに専属マネージャーを割り当てます。経験が豊富なマネージャーはライブ配信に関する基礎知識や進歩する方法を１から指導しれくれるため、個人で配信するよりも早く成長することができます。

③同社の所属ライバーと交流ができる→事務所の説明会や交流会等の場面で所属ライバー同士で知り合う機会があります。人気ライバーや経験豊富なライバーと交流することによって、ライブ配信に関する知識や情報をお互いに勉強することができます。また、TikTokLive等の配信アプリで収益を上げるためには、コラボ配信が非常に重要になってきます。アプリ内でコラボ配信の相手を見つけるのは不確定要素が多いため、社内で事前に知り合ったライバーとコラボ配信を行った方が円滑に進めることができます。

④プロモーションやノウハウが得られる→事務所によってはお金をかけて所属ライバーにプロモーションをします。例えばTikTokでは、動画やライブ配信をより多くの人に届けるプロモート機能があります。プロモートは値段が高く、使う時間帯や対象も研究する必要があります。なので個人のライバーはなかなか使いこなせません。公認のライバー事務所に所属していれば、このようなプロモーションを受けられる可能性は高いです。また、知名度が高いライバー事務所に所属していれば、ホームページやSNSの掲示板等で紹介され、より簡単に視聴者を集めることができます。

⑤ライブ配信中のトラブルを対応してくれる→ライブ配信中に様々なトラブルが発生する可能性があります。例えば、不注意によってライブ配信画面に個人情報が分かる情報が漏れたり、配信中に悪いコメントや中傷を受けた時はトラブルが発生する可能性が高いです。その時にライバー事務所が代わりに対応したり、法律上のサポートを提供することで、トラブルを解決することができます。

デメリット：

①ノルマやルールがある

事務所によっては1日〇時間以上配信必要、1週間〇時間以上配信必要等の配信時間に関するノルマと、一定の報酬額を達成しなければならないといった報酬に関するノルマがあったりします。ノルマやルールの縛りによって、ライバーは個人配信のように自由にライブ配信することができなくなります。しかしこれはプロと素人の違いだという観点から捉えても良いかと考えます。人気ライバーや稼げるライバーになるためには、一定の配信時間や投稿動画が必ず必要になってきます。なので、ノルマがあるから必ずしも悪いのではなく、そのノルマが本当にライバー自身の成長につながるか、もしくは自分のワークライフバランスに影響しているかどうかをしっかりと判別することが重要です。しかし悪質のライバー事務所はノ

②トラブルが発生して、ライブ配信ができなくなるリスク

ライバー事務所に所属する場合、ライバーのアカウントをアプリ内で事務所と連携することが多いです。なので一旦事務所に所属してしまうと、個人でのライブ配信に戻ったり、他のライバー事務所に移籍するのはそう簡単ではないことが多いです。TikTok場合、移籍の時に所属のライバー事務所の同意が必要です。もしそれが悪質のライバー事務所だった場合、移籍の許可もせず、交渉も拒否してしまうとかなりややこしいことになってしまいます。場合によっては何ヶ月以上は配信ができなくなることも発生してしまいます。なので、ライバー事務所に入籍する前は、必ず収益配分の説明を口頭ではなく、書面で出してもらったり、契約内容をしっかり確認する必要が重要です。